ソウムメイト2017”啐啄同時”

2008/02/29 [Fri]

いよいよ山手茶道教室スタートします!

 先週の土曜日、猛烈な春一番が吹いて関東では交通機関に影響がでました。それでもようやく少し暖かくなってきたようで、グランドコートもそろそろクリーニングに出せそうです。

 その強風の中、教室茶会を開いておりました。土日の二日間で6席、28名のお客様にお越し頂きました。本当にありがとうございました。強風による電車の運休や、急用などのためご欠席された方もおられ大変残念でしたが、また次回のご参加を心よりお待ち申し上げております。

 これまで年に一回、初級・中級コースの方の志野茶碗が出来上がる2月下旬に開いてまいりましたが、今回のお茶会にご参加下さったお客様から、茶道教室のご要望を頂きましたので、月一回程度から始められればと考えてみました。例えば月一回、土曜日の午前10時から12時の2時間で、茶室は四畳半ですから人数は3~5名程度が望ましいと思います。料金等につきましては近日中に教室に掲示させて頂きますが、どなたでも気軽にお菓子とお茶を召し上がって、楽しいひとときを過ごせるような会にしたいと思いますので、陶芸教室の生徒さん以外でもご参加頂けたらと思います。

 さて火曜日は横浜アリーナへ骨董アンティークフェアに行ってきました。出店ブースの位置が前回とほとんど変わりなかったので、以前何度か稽古道具を購入したお店に入ったところ、私のことを覚えていて下さって(しかも茶道の流派まで!)、とても嬉しい気持ちになりました。そのお店で曲(まげ)の建水を買って帰りました。
第18回横浜アリーナ骨董アンティークフェア。開場を待つ人の行列。

 季節の変わり目です、風邪などにご用心。
2008/02/22 [Fri]

さらに精進いたします。

 昨日、今日と少し暖かくなりましたので、グランドコートは脱ぎました。しかしまた明日から寒さが戻るそうで要注意です。

 今週月曜日に東京美術倶楽部(以下東美)の入札会に行ってきました。入札会とは平たく申しますとオークションのことで、値段のついていない骨董品がずらりと並べられ、気に入ったものがあれば自分の希望価格を紙に書いて箱に投入し、後日一番高い値段を書いた人がその品物をその価格で購入できます。但し品物の持ち主の希望価格に満たないと売買は成立しません。
 もちろん私にはそんなふうに購入をしたことも、することもかないませんのでとても敷居の高い催しでしたが、案内状のハガキが送られてきたので見るだけでもと、勇気を振り絞って行きました。東美の正札会など、年に数回行っている催しとほとんど同じ雰囲気で、気軽に骨董品に触れることもでき楽しいひとときでした。掛軸では千利休、沢庵和尚のものなど、茶杓では小堀遠州、千宗旦、織田有楽のものなど、やきものでは野々村仁清の水指などを、手にとって拝見してきました(おぉーコワ★)。特に仁清の水指はロクロの名手といわれただけあって手取りが非常に軽く、薄作りであることがよく分かりました。

 さていつも茶道具や茶道関連のお話ばかりですが、もう一つだけ。私事で甚だ恐縮ですが、このたび茶道表千家流講師の資格を頂戴いたしました。同時に「宗無」という名前も頂きました。無というのは何もないという意味ではありません。禅語では次のように解釈されます。

 「物を所有したり、自意識を働かせたりというのは、ある意味ではたいせつなことですが、ともすればそれに執着してしまいます。だから争いの心を持ったり、妬みの心が起こったり、怒ったり、悲しんだりするのです。そういうものの本質を調べていくと、実は問題となるようなことなど、本来何も存在しないんだということがわかってきます。そうすると気持ちが非常に楽になります。
 そして執着心というものを捨ててしまうと、無一物中無尽蔵(むいちもつちゅうむじんぞう)であるということがわかるのです。一物もないということは全部あるということです。自分の心の中の囲いをすべてとり除いてしまえば、一切がわがものとなるのです。」有馬頼底著 よくわかる茶席の禅語 主婦の友社刊より、無一物中無尽蔵(むいちもつちゅうむじんぞう)から抜粋

 これは言い換えれば、「自分を取り巻くすべての状況は中立であり、その観念や価値観によって肯定的にも否定的にも受け取ることができる。」という意味でもあると思います。何の取り柄の無い私でも、かけがえの無い方々に巡り会えた幸せを感じて生きています。肯定的=ポジティブに考えれば、人生は本当に素晴らしいと近頃つくづく実感します。これから「宗無」という名前を大切にして、さらに精進していきたいと思います。

 実は会社員時代に総務課に8年ほど勤め、各部署のパイプ役のような職務にやりがいを感じていたせいでもあるんです。皆さんにとっての総務の仕事ができたらいいな、とも思っています。
辞令書と木札
2008/02/15 [Fri]

京都に行ってきました。

 寒い日が続いていますが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか。寒くてどうしようもない時、靴下用使い捨てカイロは強い味方です(もちろん靴下は二枚重ね)。

 さて、先日行った大寄せの茶会で出された薯蕷饅頭が温かくて驚きました。

 薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)とは上用、常用とも書くのですが、すりおろした山芋の粘りを利用して米粉(薯蕷粉、上新粉)を練り上げ、その生地で餡等を包み、しっとりと蒸し上げた饅頭のことで、使われる山芋にはつくね芋(京都地方)、大和芋(関東)、伊勢芋(中部地方)などがあります。茶席で使われる主菓子(おもがし)のひとつで、奈良時代林浄因が作ったという伝説から、その子孫のお店の名前をとり塩瀬饅頭とも呼ばれます。いわゆるオーソドックスな白いおまんじゅうのことです。

 大寄せの茶会でもよく用いられるのですが、一般的にはそのまま出します。今回のお茶会では食籠(じきろう:蓋付きの菓子器)も温められ、おそらくは水屋に蒸し器を設置して蒸し直し、毎回ご準備されたのでしょう。お席主のお心遣いに感動しました。 しかもこの日は二席で温かい薯蕷饅頭をいただき、茶友たちと楽しいひとときを過ごすことができました。

 建国記念日の連休を利用して京都に行ってきました。私たちスタッフの母校、京都伝統工芸大学校の卒業制作展があり、いつもお世話になっている先生や学校の職員の皆さん、それに久々に同級生にも会えました。学生の二年間を凝縮した作品は年を追うごとに良くなっていて見応えがあり、OBとしては嬉しくもあり且つ、身の引き締まる思いでもあります。
 お蔭様で天気にも恵まれ、食事も満喫できました。京都は京料理だけでなく、フレンチやイタリアンなども美味しいお店がたくさんあります。ちょっとした小さなお店でも雰囲気が良く、味も満足できて、その点では横浜よりも充実しているように感じるのは私だけでしょうか。
 年に何回行ってもワクワクした気分になります。私は幕末好きなので、例えば河原町通りを歩く時は、江戸時代の家並を想像して歩きます。先斗町は無論です。いでたちは着流しの気分です。京都ホテルオークラは長州藩邸、四条の大丸は薩摩藩邸(正確には錦小路通り)として認識しています。
今年も出来る限り訪れてみたいと思っています。
第12回京都伝統工芸大学校卒業制作展
2008/02/08 [Fri]

テーブルウェアフェスティバル2008

 先週の土曜日から日曜日にかけて雪が降り、明日からまた雪が降るようです。当分春はお預けと思わせる気候の反面、スギ花粉は既に飛び始めているそうで、今年もしっかり薬を飲んで準備万端です。

 2月3日の日曜日に教室でスタッフと豆まきをしました。さすがにもう年の数は食べられませんが、近頃の豆は子供の頃よりも随分とおいしくなったような気がします。或いは実家では大豆をそのまま撒いてたのか、と思うくらい今はスナック感覚です。皆さんのご家庭では豆まきされましたか?子供の頃は父が先頭に立って、部屋の隅から豆を撒いていき、最後に玄関から鬼を追い出す、といった段取りで年中行事の一つでしたが、とにかく神経質で恐い印象の父でしたので、兄と私は言われるがままに父の後ろにくっついてまわっていたように思います。母や姉は参加しない、妙に緊張感のある儀式だったと記憶しています。
豆まきの 声もふるえる 窓の雪


 さて月曜日に東京ドームで開催中のテーブルウェアフェスティバル2008に行ってきました(2月10日まで開催)。毎年恒例で、前日降った雪もまだ路上に残る、寒い平日にもかかわらず会場は多くの人で賑わっていました。一日では全て観て回れないくらい見所満載で、昨年同様京焼のブースには私たちの絵付けの先生の作品もありました。教室にも先生の作品(京薩摩酒盃)がありますので、ご覧になられた方もいらっしゃるかと思います。
ドーム内 熱気で汗ばむ 外は雪

米粒に 絵が描けるほど 我が師匠(京薩摩)

 水曜日の午前中、いつも本牧市民公園のコートを借りているのですが、都合で磯子区の岡村公園のコートに初めて行きました。サーフェス(コートの地面の材質)はいつもと同じオムニ(人工芝の上に少し砂が撒いてある)です。小高い丘の上にあるため平地より少し気温が低いのか、前日の火曜日の午後下見に行った時は、凍結のため全面使用禁止になっていました。木々に囲まれ見晴らしも良い環境で、横浜の市営コートはどこも素晴らしい場所にあるなぁと改めて感心しました。高校生の頃、地元にあったテニスコートは確か50円か100円で朝から晩まで使いたい放題でした。今みたいにネットで抽選なんてシステムが生まれる25年以上も前の話ですから、朝早く来た者勝ちシステムで、コートの管理人さんも敷地内にある民家の方で、常識はずれの早朝に行ってコートを開けて頂くことはしょっちゅうでした。どうか若さ故の過ちとお許し下さい。
凍結も 関係ないのが テニス好き(岡村公園テニスコートからみなとみらいを望む)


 前々回にもお知らせしました、教室でのお茶会はまだ空きがございます。お気軽にお申し込み下さい。また私事ですが、3月10日(月)に鎌倉・鶴岡八幡宮でのお茶会にて、お点前をさせて頂くことになりました。こちらのお茶券もございます(三席2,500円)ので、どうぞ宜しくお願い致します。
2008/02/01 [Fri]

学生茶道部ご一同様

 寒い日が続いていますが皆様お元気でお過ごしでしょうか。 早いものでもう二月、春はすぐそこまで来ているのでしょうか。

 さて春ともなれば各地で盛んにお茶会が開かれるようになります。四月のお茶会に使う数茶碗(大寄せの茶会で、大勢のお客さんに出すための茶碗)を作るために、昨年末より私共の陶芸教室には高校~大学の学生茶道部の方々が体験教室に来てくれました。いつも大変お世話になっている裏千家流の先生のご紹介で、初めて粘土に触る方も多い中、電動ロクロに挑戦して頂きました。

 学生の皆さんの一所懸命な姿に、私たちスタッフも大いに感銘を受けました。このあと削り、白化粧掛け、素焼き、釉掛け、本焼までは私たちが責任を持って、なるべく良い御本が出るように(茶碗の焼き上がりが御本手になる予定です)頑張ります。お茶会では皆さんお点前をしたりお運びをされるとのことで、これから稽古など大変だと思いますが、お席での再会を楽しみにしています。
学生茶道部の皆さん H19.12.23

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Author:山手陶芸教室 ソウム課だより
『貴方の意志が本当に強い時、驚くべきほど多くのことを学ぶことが出来る。』
by チャック・ベリー先輩

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