ソウムメイト2017”啐啄同時”

2010/04/14 [Wed]

久しぶりにスポーツニュースで感動しました。

 子供の頃はよくプロ野球中継を観ていましたが、最近はめっきり減ってしまいました。それが先日、久しぶりに野球のニュースで心揺さぶられる出来事がありました。

 昨年ニューヨーク・ヤンキースがワールドチャンピオンとなり、松井秀喜選手がMVPを獲得したのは記憶に新しいところだと思います。そのヤンキースの今年の本拠地開幕戦は、奇しくもその松井選手が移籍したロスアンゼルス・エンゼルスとの試合。その日ヤンキースは試合前のセレモニーとして、そのワールドシリーズ優勝リング授与式を盛大に行いました。

 ご承知のようにヤンキースの選手はいずれもスタープレーヤー揃い。マリアーノ・リベラ、アレックス・ロドリゲス、デレック・ジーター…。そのひとりひとりにチャンピオンリングが手渡される中、この日一番の大歓声を浴びたのが、既に縦縞のユニフォームを脱いだエンゼルスの松井選手でした。

 松井選手自身、試合前の会見では古巣ニューヨークのファン達がどのような反応で迎えてくれるか分からない、と発言していました。しかしその不安はまったく必要のないものだったのです。

 昨年のワールドシリーズでの松井選手の活躍と功績を、ヤンキースファンは忘れていませんでした。エンゼルスへの移籍についての事情も、スタープレーヤーにつきものの年俸主義ではなかったことを誰もが理解していました。野球をこよなく愛する満員のヤンキースファンが、戻って来た松井に対して送った、惜しみない拍手と歓声、そしてスタンディングオベーション!

 さらに、常に冷静な松井選手をして「一生忘れられない」と言わしめた瞬間が訪れたのです。それまで一、二塁間に整列していたヤンキースの選手たちが、これから戦う相手チームにいる松井選手の元に一斉に駆け寄って、次々と熱い抱擁を交わしたのです。もちろん、親友と呼び合うジーターともしっかりと抱き合って、改めてお互いの存在を確認しあうように言葉を交わしました。

 この感動的な光景を前に、アメリカの記者たちですら、その多くが目頭を押さえていたそうですが、特に松井選手のファンではない私も、非常に胸が熱くなる素敵なシーンでした。

 きっと、こんなにも自分がニューヨークの人々に愛されていたなんて、思いもよらなかったであろう松井選手の、今シーズンの活躍を期待しています。
ニューヨークのヒーロー☆
2010/04/11 [Sun]

京都二日三晩おちゃとおちゃけ

今日の横浜はとても暖かく、教室の桜も日一日と若葉が目立つようになってきました。

めっきり更新回数が減っているこのソウムメイトですが、お蔭様で元気にやっておりますのでご安心下さい(誰も心配してないの?)。日々お茶にテニスに陶芸にと(順番おかしい)一所懸命やっています。

 そんなわけで先月末、京都に行ってきました。以前ここでもご紹介しました、来年4月30日に大徳寺大慈院で開かれる、京都伝統工芸大学校茶道専攻OB作家による(長っ!現在この会にふさわしい名称を検討中)大寄せ茶会の打ち合わせと、翌日の大徳寺月釜が主な行事でした(二泊三日の三晩とも心に残る酒会がありました)。

 金曜日の夜に京都入りし、以前ウチのスタッフだったA嬢が京都修行時代にお世話になった、おばんざい屋さんにご挨拶。カウンターで常連の皆様に混じって飲んで語るのが楽しくて、また行きたいなと思っていた念願をようやく叶えました。その晩来られた常連さんの中にA嬢を知る人もいらっしゃって、懐かしい話や近況報告に花が咲きました。

 翌土曜日は朝8時前に打ち合わせ場所に集合。初めて着物姿で外を歩きました。横浜では気恥ずかしくて、着物で町に出たことはないのですが、京都だと何故だか人目が気になりません。但しこの日は三月末とはいえとても寒かったので、着物の上にユベントスのブルゾン(ユベントスはイタリアのサッカーチーム。いつも私が教室で着ている紺色のやつです)という和洋折衷スタイルでした。

 打ち合わせには現在の主要メンバー7~8名が参加。初顔合わせの方もいらっしゃいましたが、終始和やかな雰囲気の中にも、真剣なリハーサルができました。

 その夜は亀岡で飲み会。政治・経済・文化・芸能と、あらゆるジャンルが交錯した熱い議論ができました。こういうお酒の席、大好きです(4人くらいの人数だとちょうど良いです)。私はどうしても幕末明治に絡めてしまうので、大河ドラマの話題などで応戦しましたが、一昨年の「篤姫」がこの日のメンバーにも評価されていたのが嬉しくて、横浜に戻ってからもう一度録画してあるのを観て、また嗚咽しながら号泣しました。

 次の日は日曜日で、毎月28日は大徳寺の月釜が行われているので、京都時代の茶道の先生と二人で、瑞峯院と大慈院の席に入りました。席中では先生の一語一句から所作、立ち居振る舞いにいたるすべてが勉強になり、また待ち時間や移動の合間、昼食の時(大慈院内の泉仙さん。初入店と思っていたら後日、妻帯時代に旅行で行ったと判明)や、その後お供したお茶道具屋さんなどでも、先生から貴重なお話をたくさん聞かせて頂き、誰かに茶道を伝えるという立場になって初めて、先生のお考えも身に染みて感じられることであり、私にとってとても大切な記憶になりました。本当に有難いことだと感謝しています。

 朝から夕方まで先生とご一緒させて頂き、さてあとは横浜に帰るのみなのですが、もう一席ありまして、横浜で以前テニスをご一緒させて頂いていたOさんが、現在は京都市内にお住まいなので、久しぶりの再会と相成りました。

 ちょうど横浜から遊びにいらっしゃっていた同じテニスサークルのTさんと3人、Oさんが予約しておいて下さったのは、なんと幕末好きにはたまらない、三条河原町の池田屋です(さん付けで呼ぶと雰囲気がでないので欠礼)。歴史的な解説については、ウチの教室にいらっしゃっている方には不要なハズ。そうでない方は各自自習して下さい。とにかくもう感激で写真も撮って頂き、お酒も入って最高の気分で横浜に無事戻ったのでした。
池田屋前。実は何ヶ月か前に通りがかった時撮った画像
池田屋と言えば階段落ち。酔っていたけど落ちませんでした

 とりとめのない長い日記のようなものになってしまい恐縮です。実は茶道の話というのもだんだんしづらくなってまいりまして、と申しますのも非常に専門的だったり、また心がけというのも人それぞれ違いまして、一概に愚存を述べましても、文章では伝わりづらく、また誤解も生まれやすいものですから、次第に以前のように屈託なく無邪気に書き連ねることもしかねるようになりました。ただ茶道の素晴らしさが伝えられるなら、今後もここで皆様にご紹介できたらと思っています。

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Author:山手陶芸教室 ソウム課だより
『貴方の意志が本当に強い時、驚くべきほど多くのことを学ぶことが出来る。』
by チャック・ベリー先輩

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