ご来場ありがとうございました!
先日の山手陶芸教室作品展&即売会には、多数のお客様にご来場頂き、盛況のうちに幕を閉じました。
ご来場下さいましたお客様、また準備や後片付けをお手伝い下さいました皆様にも、この場をお借りしまして、厚く御礼申し上げます。
賑わっている時の会場風景

ちなみに3日間の売上げ総数28作品、売上げ総額は21,600円(生徒さんの作品のみ集計)で、売上げ第1位の方は、8,000円でした。

この予想以上の好成績にスタッフも手ごたえを感じ、今後も作品販売の企画を考えていきたいと思っています。
【2011/09/30 16:27 】 | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
山手陶芸教室作品展&展示即売会開催ちゅう~♪
本日9月23日(金)より25日(日)までの3日間、山手陶芸教室1階にて、作品展&即売会開催です。

おいしい手作りジャム、パウンドケーキ、クッキー等もあります。

是非是非お越し下さいませ~♪

3日間とも午前10時から午後5時営業です。
展示作品のほんの一部です♪
【2011/09/23 09:36 】 | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
釉掛け
前々々回の十干十二支(じっかんじゅうにし)の話、お分かり頂けましたでしょうか。現代の社会生活では、十干どころか、十二支に関してもお正月以外、忘れ去ってしまいがちですが、実は十干のほうがすぐ分かるんですね。西暦の下一桁と十干はいつも一緒なので。

さて、私に限ってはここ5~6年、翌年の干支が常に頭から離れない状態なのは、毎年干支の香合作りに追われているからです。

亥(いのしし)年から作り始めて、来年の辰でようやく十二支の半分、6種類まできました。

まずまずの出来で一応ホッとしています。

そこで今回は、久しぶりに陶芸のお話。釉掛けの工程をご説明しようと思います。

今回の香合は、ロクロで作った合子(ごうす:蓋物の総称)に、龍の図柄を彫り込みました。基本は陰刻(いんこく:浮き彫りの反対で、文様を沈み彫りする)ですが、陽刻(ようこく:浮き彫りのこと。文様の輪郭の外側を彫り込むことで、文様が浮き出す)の部分もあります。

これに、透明釉と松灰を適量合わせたビードロ釉を施します。このビードロ釉の特徴は、透明感のある青緑色で、釉薬の下の絵付けや彫りが、ガラス質の釉薬を通して見えるのです。龍といえば、古来より稲妻や雲と共に描かれ、雲竜とか龍神といった、水に深くかかわる画題です。この水を表現するために、今回の釉薬を選びました。蓋と本体の表面に稲妻と龍、それぞれの内部にはロクロ成形時に、指跡で渦を残してあります。

ロクロ目と申します。以後お見知りおきを。

さて、まず釉掛けの前の下準備として、釉薬を掛けたくない部分に撥水剤(はっすいざい:水分をはじく液状の化学薬品。筆などで塗布する)を施します。香合の場合、蓋と本体の合わせの部分は、釉薬が付着したまま焼成しますと、釉薬が熔けて接着剤のようになって、蓋と本体が離れなくなります。開かずの香合が出来上がってしまいます。
撥水剤を塗った部分は青色


ちなみに、こういったことは香合に限らず、蓋と本体にパーツが分かれるものに撥水剤はつきものです。釉薬が合わせ目に付着していなくても、釉薬が窯の中で熔けやすく、流れやすい種類ですと発生しやすい事故です。

撥水剤自体は本来、無色透明なのですが、透明のままだと塗り終わった部分と、塗っていない部分の違いが分かりにくいので、教室で使っているものは青色に着色してあります。
6個すべて撥水剤塗り終わり


塗る時に丁寧に作業しないと筆がはみ出して、塗ってはいけない部分にも撥水剤が付着してしまい、その部分は釉薬が掛からなくなってしまいます。そうなると、もう一度素焼きをし直して、撥水剤部分を焼き飛ばさなくてはいけません。

今回はロクロで挽いた合子なので、手回しロクロの上で芯出しし、回転させながら塗りました。しかしギリギリの際(きわ)は手作業です。
手回しロクロで回転させながら撥水剤を塗る

こうして釉掛けの下準備を整え、いよいよ釉掛けですが、今回は彫りが細かく、一般的なズブ掛け(水で溶かした釉薬を入れたバケツに、作品を漬けて全体に釉掛けする方法)だと、細かい彫りの中まで釉薬が入りきらず、気泡になってピンホール状に焼きあがってしまいかねません。

そこで、最終的なズブ掛けの前に、彫りの中に筆で釉薬を塗っていきます。釉薬は水分が素地(きじ)に吸収されると、体積が減るため、特に龍の鱗や輪郭線には何度も塗り込んで、少し盛るくらいにします。
彫りの部分に筆で釉薬を入れる


ひと塗り終わったら、釉薬の水分がほとんど素地に吸収されて乾燥状態になるので、さらに盛って立体的に浮き出た余分な釉薬を削り落として、ほとんど彫りの凹凸がないように表面を仕上げます。こうすることで、彫りの深い部分には釉薬が沢山溜まり、透明感のあるビードロ釉の濃淡の下に、龍の彫りが見えるという趣向です。
繰り返し彫りの部分に筆でタップリと釉薬を入れる


最後に蓋と本体と別々にズブ掛けして、いつものように釉薬の流れが立体的になった部分や、高台付近などを処理して完了です。
釉掛け完了


ちなみに今回6個、釉掛け処理するのに2日間かかりました。細かく丁寧に作業することで、完成度に違いがはっきり現れます。
【2011/09/07 18:25 】 | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
来年は壬辰(みずのえ・たつ)です。
大変だったよぉぉ

来年の干支、龍の香合が完成しました。これで正月が迎えられるぅぅ。

きめの細かい信楽白土を使い、ロクロ成形で蓋と本体を作り、その上に龍の図柄を彫り込み、松灰を含んだ透明釉を掛け、還元焼成しました。

龍について調べますと、水神や海神、古墳には青龍とか、竜巻、雲竜、ドラゴンボールなどなど、さまざまな伝承や言い伝えがあるようです。

そこで今回は、玉(ぎょく)を追い求める龍の姿が、玉そのものに投影したというイメージで制作しました。そのため龍の手には玉を描いていません。香合自体が玉なのです。

水を連想させる透明感のある青みがかった釉薬、蓋と本体の内部にロクロ目で、波紋とも竜巻ともとれる渦を施しました。釉薬が溶けきらず、白濁した部分がちょうど雲のように見えて、嬉しい誤算です。

毎年11月下旬に陶芸教室で開催する、忘年会のジャンケン大会の景品です♪
【2011/09/03 20:38 】 | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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