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京都・シンクロニシティツアーPartⅢ

 ついにわが人生における長次郎体験第3弾です。やっぱり長次郎は軽すぎず重過ぎない、ちょうど良い手取りです♪見込みは土赤色にカセていて、木下さんによると「茶道具で使わないかんのはまず茶碗ですな。ガラスケースに入れとったらあかんのですわ」とのこと。それでもこの太夫黒はマシなほうなのだそうです。
 形は胴が少し締まって、同じく長次郎作で有名な「俊寛」と同手です。

 俊寛といえば、鹿ケ谷の陰謀(1177年)で鬼界ヶ島に流刑になった僧ですが、昨日行った安楽寺は鹿ケ谷にあるんです。そして鹿ケ谷の陰謀と言えば後白河法皇。その後白河法皇が義経に送ったのが名馬「太夫黒」とくれば、今回の京都の旅には何かただならぬ縁を感ぜざるを得ません。

 さらに床に掛けられた断簡の明恵上人は、安楽寺の由来にもある住蓮上人と安楽上人の師、法然上人と同時代で、彼を批判した『摧邪輪(ざいじゃりん)』を著した人。ちなみに法然上人も先の一件で死罪こそ免れたものの、讃岐国に流罪にされました。(建永の法難)

 さてお坊さんの話はここまでにしてそろそろお茶を、と思いきや、太夫黒を触り終えた我々一行を本席で待ち構えていたのが有馬頼底老師!老師様は小泉元首相時代にブッシュ米国大統領を金閣寺に案内されたお方で、先週のブログの末尾、歩歩起清風(ほほせいふうおこる)の解説でもご紹介したばかりで、もうこうなると偶然ではなく必然、シンクロニシティ発生!ということでお正客に鎮座ましましてございます。一人挟んで武者小路千家若宗匠夫妻もご同席!その隣がウチのおかん!と、とんでもない客組になったのでございました。(いよいよ最終章へつづく)
初登場!

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