濃茶席でしたので、あわや老師様と同じ一服かと思いきやさにあらず、私たちは点て出しのお茶を頂きました。お点前をして下さったのは、当代随一の数奇屋大工の棟梁・木下孝一さんで、この方も私はテレビで拝見して、仕事には厳しく人に優しいお方だとお慕い申し上げておりまして、半東役の北村美術館館長の木下收さんと「ダブル木下」でのおもてなし。そこに有馬頼底老師と若宗匠が絡むという(ウチのおかんが絡まなくてよかったぁー)、テレビでも観られない夢のような顔合わせが実現したのでした。明恵上人の夢の記はこの暗示だったのか!

 …とひそかに興奮していたのは私だけ?同席していた多くの方が老師様も、ましてやダブル木下もご存じなかったので、これをご覧の皆様もひょっとすると「なにをそんなに興奮してるの」とお思いかもしれません。無理からぬことでございます。スカパーの京都チャンネルの「お茶のある暮らし」という番組をご視聴されない限り、ダブル木下まではとても網羅できませんよ(なぜか上から目線&番宣)。

 ちなみに点心席で樂吉左衛門さんご夫妻にもお会いしたよ~っ(正確には見かけたよ~っだけど)…。ダメ?!かなりメジャーだと思うんですけど。道具商の戸田博さんとご一緒でした…。凄い方々なんだよ~!そのスジでは。そのスジと言えば黒塗りのベンツでお越しになった武者小路千家の家元と若宗匠ご夫妻のお車ナンバーが「10-00」でした。千家だから…。

 しまいには京都美術倶楽部百周年記念で遭遇したナゾの三紳士も飛び出して、京都・奇遇の螺旋ツアーは華やかに終了したのでした。
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