大河ドラマ「篤姫」も絶好調!異例の初回分からの再々放送決定(BS放送とのこと)だそうで、ますます鹿児島が盛り上がっているようです。

 さて一人旅もいよいよ最終日。福岡には夜9時過ぎに到着したので、中洲の屋台で一杯と思いつつも、さすがに連日の強行スケジュールによる若干の疲労と、北京五輪のテレビが気になって、結局その夜はホテルでのんびりすることにしました。

 福岡には何度か旅行していて、その都度ラーメンをはじめとするこちらの美味しい食べもの屋さんを巡り歩いていますが、今回の旅のテーマである幕末維新に関係する史跡は少ないように思います。翌日は夜8時に福岡空港から羽田に帰るだけなので、予定としてはラーメン屋さんを何軒かと屋台に行けたら良いな、程度の心積もりでした。

 翌朝のんびり起きて、とりあえず昼前に太宰府天満宮に行ってみました。私の記憶では恐らく初参拝だと思います。前述の熊本淑女には「鎌倉の鶴岡八幡宮に初めて行ったときぐらいビックリするよ、質素で。」と言われていたので、過剰な期待をして行かなかったのですが、なかなかどうして、駅からの参道はお土産屋さんも充実していて楽しめました。昼食の時に名物の梅が枝餅も頂きましたが、これもまた美味!
太宰府天満宮

 そしてなんと天満宮の敷地に幕末関連の史跡を発見!1863年(文久3年)に起こったクーデターである八月十八日の政変において、薩摩藩・会津藩などの公武合体派に敗れて失脚した尊皇攘夷派の公卿の三条実美(さんじょうさねとみ)らが明治維新まで留め置かれた延寿王院がありました。ちなみに三条実美は維新後、太政大臣や内大臣など明治政府の要職に就いた人物です。
延寿王院

 維新のわずか5年前までは、薩摩と会津が連盟を組んでいたり、三条実美が蟄居同然の暮らしをしていたかと思うと、まさしく激動の時代だったのだと痛感せざるを得ません。

 そしてもう一つ良かったのが九州国立博物館。九州初の国立博物館で3年前の2005年10月16日に開館、太宰府天満宮裏、同宮所有の丘陵地に建設されました。歩いて5分ほどの所です。
エスカレーターで九国へ

 100年以上の歴史を誇る東京・京都・奈良の3つの国立博物館が美術系博物館であるのに対して、九州国立博物館は歴史系博物館として設立されました。アジア文化との重要な窓口であった九州の、歴史的かつ地理的背景を踏まえて、「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える博物館」を基本理念に、旧石器時代から近世末期(開国)までの日本の文化の形成について展示しています。 また、アジア地方各地との文化交流を推進する拠点としての役割も持って建設されました。
独特の形をした九州国立博物館の建物

 ちょうど企画展として「島津の国宝と篤姫の時代」と題して、東京大学史料編纂所20万点の中から選りすぐりの品物が所狭しと展示してあって、見ごたえ十分でした。来場者数何百万人かの記念に、またまた梅が枝餅を頂きました。しかもホカホカの状態で。

 そんなこんなで夕方に博多・中州に戻り、数年来の願望だったある屋台(仮にAさんとします)のラーメンを目指しましたが、店開きが6時半頃とのことでまだ時間があったため、別のラーメン屋さん(仮にBさんとしましょう)に入りました。

 博多のラーメンは替え玉というシステムがあるくらい、逆に一杯だけならそれほどお腹がふくれませんので、Bさんで軽く一杯食べている間に、Aさんの店が開くであろうという、まさに腹づもりで、Bさんの暖簾をくぐりました。

 実はBさんのラーメンも以前一度来て食べているのですが、個人的にはさほど美味しいとは思っていませんでした。ただ何年も前から雑誌やテレビで取り上げられている有名店ですので、もう一度試しに、と思ったのですが、やはり以前食べた時とまったく変わらぬ印象でした。

 そそくさとBさんを出て、ようやく6時半を回りましたので、待望のAさんに到着。ついに念願のラーメンを頂いたのですが…。

 残念ながら味の印象が変わっていました。10年くらい前に食べた時は、日本一だと思いましたが。残念。あぁ、もう一度あのラーメンが食べたかった…。

 こうして3泊4日の九州旅行は、ちょっぴり感傷的に幕を閉じたのでした。もちろん帰りの飛行機もほろ酔いで。
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