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海老真薯

 折敷、酒に続いて懐石で出されるのが煮物碗です。
これは懐石のメインディッシュとなるもので、蓋付きの漆器のお碗に入れられて出されます。今回の茶事では海老の真薯(しんじょ)を作りました。白身魚のすり身100gに対して、むき海老200gをある程度の形を残す程度にすり鉢で混ぜ、葛粉と卵白を適量加えて、沸かした二番だしに落として火を通します。レシピにはこう書いてあるのですが、葛粉と二番だしは都合により省略し(吝嗇というわけではありません)、卵白を多めに、白だし醤油を薄めて二番だしの代わりにして練習しました。練習一回目は白身魚をすり身にするところから始めたのですが、沸騰した汁の中で真薯が分解してしまい、当初の半分ほどの大きさになってしまいました。しかもすり方が悪かったのかすり身がボソボソで食感が悪く、さらに火が通っていなかったとみえ試食後腹痛に襲われました。食べたのが私だけだったのは不幸中の幸いでした。それでも二度三度と挑戦するうちに自分なりに工夫して、すり身は自分では作らず出来合いのものを使い(贅沢ですが食感は比べ物にならないほど良くなりました)、卵白をメレンゲ状態にし、ラップで包んで湯煎してみたところ、当日は味はともかく、見た目はそこそこのものになったと思います。
 煮物碗のあとは
飯次(同時に汁かえ)
焼物
飯次(二回目)
酒(二回目)
預け鉢
 亭主食事の後、
箸洗い
八寸
香の物と湯の子
主菓子
 と続きますが、これらはまた後日。明日から初級・中級コースがスタートしますので次回はその復習を兼ねた補足説明をさせて頂く予定にしています。

 いつも茶道関連のお話ばかりで恐縮ですが、来る9月24日(日)、本牧・三渓園にて開かれるお茶会にてお点前をさせて頂くことになりました。当日は表千家流以外にも薄茶席が四席、濃茶席一席、煎茶席二席、香席(香道)一席がございます。茶会券(わりと高額ですが前述の全席に内苑・外苑の入場券、軽食が付いています)ご希望の方は是非お気軽にお問い合わせ下さい。

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