ソウムメイト2017”啐啄同時”

2009/09/23 [Wed]

須藤先生との出会い

 陶芸の勉強のため京都に居た頃、よく学校の催しなどのアルバイトをしました。大抵は単発で、体験入学会の半日手伝いとか、陶芸体験の助手などです(このことがキッカケで、陶芸教室を開こうと思った訳です)。

 陶磁器の産地としても名高い京都では年に数回、各地でやきものまつりが開かれます。その日は山科(やましな)にある清水焼(きよみずやき)団地の陶器まつりに、朝から学校の職員の方と三人で、学校PRのための出店のお手伝いをしていました。

 お昼時になった頃、会場近くにお住まいのある先生が、私たちのブースにお見えになりました。と言っても陶芸の先生ではなく、私の行っていた学校は伝統工芸全般の専攻科があり、その先生は仏像彫刻科師で、私などは直接ご指導頂いたことはなく、廊下などでたまに会釈をする程度の面識しかありませんでした。

 先生は明るいねずみ色の作務衣姿で、眼鏡の下の瞳がとても柔和な、優しい微笑みを浮かべて職員の方に声をかけました。先生のご自宅がすぐ近くということで、職員のお二人はかねてより、先生のご自宅にお昼御飯のご招待を受けていたとかで、そそくさと三人で連れ立って行ってしまいました。残された私はブースを空ける訳にも行かないので、職員の方が戻ったら、どこかコンビ二でおにぎりでも買って食べようと思いながら小一時間ほど経ちました。

 職員の方二人と、その先生もわざわざ一緒に戻ってこられ、「田口君、待たして悪かったなぁ」と差し出された折り詰めを開けると、見たこともないほど大きな太巻きが一本!具も卵焼きやかんぴょうだけでなく、鯛のお刺身やエビ、イカや穴子までぎっしり詰まって、直径は10センチを優に超える豪華なものでした。その味もさることながら、先生のお心遣いにとても感激したことを、今でも鮮明に覚えています。

 漫画家・手塚治虫の名作をモチーフにした「火の鳥」の彫刻が、京都市中京区の京都国際マンガミュージアム1階ホールに設置され、22日に除幕式が行われました。素材はベニマツで、縦4・5メートル、横11メートル、重さは約500キロ。仏像彫刻師の須藤光昭先生の指揮の下、半年がかりで完成しました。
 実物を拝見するのが楽しみです。
あの太巻きの味が忘れられません☆
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090922-00000650-yom-soci

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