2012.01.22 ぶりぶり
ぶりぶり香合


ご存知でしょうか?ぶりぶり。

お茶をされていらっしゃる方には、お正月の香合としてすっかりお馴染みだと思うのですが、私はお茶を始めるまで、その姿も奇妙な名前も、全く存じませんでした。

ウィキペディアによりますと…

振々毬杖(ぶりぶりぎっちょう)~毬杖(ぎっちょう)は、木製の槌(つち)をつけた木製の杖を振るい、木製の毬を相手陣に打ち込む遊び、またはその杖。玉ぶりぶりとも。杖には色糸をまとう。

毬杖(ぎっちょう)は、平安時代頃に中国から伝えられ、後に庶民の間に広まった。その後は形骸化し、江戸時代頃まで正月儀式として残った。現在では、地域における文化体験の一環として時たま楽しまれる。左利きの人が毬杖を左手に持ったことから、ひだりぎっちょうの語源とする説もある。『本朝俚諺』には、「俗間に、左の手の利きたる人をぎっちょといへるは、左義長といふ意、左専(もっぱ)らききたるに準(なら)ふ」とある。

…とあります。

茶道用の炭の種類にも「丸ぎっちょ」、「割りぎっちょ」と呼ばれるものがございまして、このぎっちょも、どうやら毬杖(ぎっちょう)の木製の槌(つち)に、その語源があるようです、と以前このブログ内でもご紹介させて頂きました。

先日某茶会に参りましたところ、床にこのぶりぶりが飾られていましたが、その形を模した香合ではなく、本来の玩具としてのぶりぶりに近い形の、ぶりぶり飾りでした(やたらぶりぶり言ってすみません)。

ぶりぶりの両脇には車が付いておりまして、担当の方のご説明では、童子が引っ張って遊んだとのことでした。

ぶりぶり飾り

これを引っ張って楽しいかどうかは分かりませんが、おそらく対象年齢が5歳以下程度だったのではないでしょうか。

さらに調べていきますと、宮中で大人が毬杖(ぎっちょう)に興じていると、必ず童子らもやりたがるので、これを細工して子供のオモチャにしたとのこと。

車を付けて紐を付けて、子供に引っ張らせると「ブリブリ・・」と音がしたので、このオモチャの名前は「ぶりぶり」になったとか。

ちなみに毎年1月15日頃、正月飾や注連縄(しめなわ)などを焼くことを左義長(さぎちょう)、或いはどんど焼きなどと言いますが、元は三毬杖と呼ばれたようで、これは毬杖のような長い杖上の竹を三、四本組んで、それに様々なものを結びつけて焼いたからそう呼ばれたようです。ただ何故三毬杖がいつしか左義長となっていったのかは分かりませんでした。

子供の頃は実家が田舎だったこともあり、近くの神社で正月飾や注連縄を焼き、そこでお餅なども焼いたりしていましたが、都会ではあまり見かけない行事になってしまいました。

今朝も外は冷たい雨。昨日よりは気温が上がるようですが、明日は夕方から夜にかけて雪が降るかもしれません。横浜以外にお住まいの方も、引き続き防寒対策をしてお出かけ下さいね。
Secret

TrackBackURL
→http://yamatetougei.blog46.fc2.com/tb.php/327-f3ca584a