ソウムメイト2017”啐啄同時”

2015/02/01 [Sun]

なきゃつくる→茶室編

今日の横浜は澄み切った青空で、間門(まかど)の交差点付近から、真っ白に雪化粧した富士山がクッキリ見えました。

さて2月に入りまして、茶の湯の稽古は二畳台目の小間でしております。

うちの茶室は四畳半だけでしたが…。

大工さんの力を借りず、私一人で普請しました。

中柱に袖壁、下座床です。

利休さんより百年も昔、村田珠光が到達した方丈の四畳半。

それをさらに小さくした茶人たちの飽くなき挑戦。

広間から小間へと移行していく理由は、主客の距離を近くするためでもありますが、

精神的効果だけが理由ではないということが、

実際に身を置いてみると分かります。

茶の湯は頭で考えて分かるものではなく、

身体を動かして身に沁みこませるもの。

中柱は建築構造上、屋根を支える柱としての必要性はないので、

あくまでも飾りであり、

その意図するところと、

点前座に丸畳よりも小さい台目畳を据えた理由には、

相通ずるところがあります。

台子の幅一尺四寸と、風炉先屏風の幅を足した分を丸畳から切り離したものが、

台目畳と呼ばれる所以ですが、

重要なのは寸法だけではないのです。

台目席には下座床が多いのは、

水屋とにじり口、そして露地の位置関係から、

やはり建築構造上、作りやすいということと、

袖壁との兼ね合いもあります。

原初的な袖壁が吹き抜けではなく、時代とともに次第に吹き抜けの意匠が取り入れられた背景には、

おそらく上座床の台目席がきっかけでありましょう。

いずれにしましても、

毎日、発見の連続であります。

小間の中柱と袖壁

炉縁も例の自作です☆

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