2006.04.05 BGM
 教室にはいつも音楽が流れています。陶芸をしていても耳障りにならないような、静かで居心地の良いボサノバなどが中心です。
 たまに生徒さんにご質問をいただくのですが、有線放送ではなくてCDをかけています。CDが100枚入るプレーヤーなので(ちょっとした自慢です。でもお値段は一般的なプレーヤーとほとんど変わりません)入れ替えなしでとても便利です。
 主なアーティストはアントニオ・カルロス・ジョビンやジョアン・ジルベルトといったボサノバの定番モノですが、少し前から気に入っているのがエブリシング・バット・ザ・ガール(以下EBTG)です。
 80年代のブリティッシュ・アーティストで、リアルタイムでご存知の方にはいまさらといった感じですが、学生の頃はこういうまったりとした雰囲気がよく分からなくて、むしろ敬遠していました(もっぱらロック系を聴いてましたので)。それがある日、テレビのBGMで彼らの「ローラーコースター」という曲が使われていて、初めて聴いてとても落ち着いた雰囲気が気に入って、教室のBGMにも最適だと思いつつ、あぁ、そういえばそんなアーティストがいたな、という若き日の記憶がよみがえり、また、スタイル・カウンシルのCDは教室に持っていってあったのに、曲によってはラップ調や少々騒々しい曲があったりでローテーション入りを果たせなかったことを思い出し、スタイル・カウンシルのカフェ・ブリュ(1stアルバム。厳密にはその前にミニアルバムを発表していたかも?)のなかでEBTGのトレーシーが歌っていたことなども思い出し、もう少し早く教室用にEBTGを思いついても良かったのに、などと学生時代の様々なマイ・フェイバリット・ソングとそれにまつわる個人的エピソードについてしばらく想いをはせたりしていたのでした。
 誰にでも大好きな曲や青春の記憶などを喚起させる曲があると思います。ただ教室ではなるべく有名な曲やヒット曲、それに日本のアーティストの曲など、どこかで耳にしたことのあるような曲はあまりかけないようにしています。それは知っている曲がかかるとつい意識がそちらに向いてしまうのではないかと思うからです。陶芸に集中していただくためというよりも、教室に来ていただいている時はなるべく日常から離れていただけたら良いな、と思うからです。教室に大きな時計がないのも同じ理由で、毎日の生活の中でつい時間に追われてしまうことがありますが、教室では時の経つのを忘れていただけたら、という思いで置いていません。
 そんな訳で陶芸とはあまり関係のないところにも、ひそかなこだわりを持っていたりするのでした。

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