昨日、九州南部の梅雨明けが発表されました。今週火曜日には京都で祇園祭の山鉾巡行も行われ、横浜も夏本番までもうあと少しといったところでしょうか。
さて、横浜高島屋で開催中の「第17回横浜華道協会 新進作家展」に行ってきました。教室に通って下さっているT先生が自作の器に花を生けておられ、他にも多くの作品があって盛況でした。生け花をされる方は、花を生ける器を作られる時点で、イメージを持って制作されるのでしょう、教室で見た器の印象と、花を生けた印象が違って大変勉強になりました。
会場で運良くT先生にお声をかけて頂き、すぐ作品のある場所までご案内して頂いたのですが、こういう時、先生という立場の方から私に「先生!」とお声を掛けて頂いた時の、周りの方々の反応につい恐縮してしまいます。先生が先生と呼ぶ人物とは、果たして代議士さんか弁護士さんかお医者さんか、となるのでしょうけれど、私の風貌からすると到底そうは見えないし、きっと周りの皆さんには「?」という文字が頭に浮かんでいることと思います。
特に教室やその周辺ではたくさんの方々にお声を掛けて頂く機会が多く、その都度本当に有難い気持ちで一杯になります。但し、そこへたまたま通りかかった方から見ると「誰?」という疑念が湧くのは当然なことで、もっともっと精進して自他共に認める「先生」になれるよう頑張っていきたいと思います。

↑祇園祭の宵山(山鉾巡行前夜)の鈴鹿山(山鉾の名前)。5年前、この鈴鹿山の旗持ちをさせて頂き、都大路を練り歩いたのも楽しい思い出です。(写真提供:Aっちゃん 京都市在住)

↑第17回横浜華道協会新進作家展は7月23日(月)まで、横浜高島屋ギャラリー(8階)にて開催しています。