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名残の時季

 久しぶりに朝から本格的な雨模様になりました。ようやく朝夕と涼しくなって、すっかり秋めいてきましたが、皆様お変わりございませんか。

 先日の日曜は、西新宿へ京都伝統工芸大学校の体験教室のお手伝いに行ってきました。いつもはスタッフ共々参加するのですが、この日は受講日だったので、スタッフは教室に残り、代わりに、と言っては何ですが、なんと陶芸教室の生徒さんにお手伝い頂き、大変助かりました。Oさんいつもありがとうございます。Oさんには前日に「時間があれば見学でも…」と、軽い気持ちでお誘いしたのですが、結果的にコマゴマと働いて頂くことになってしまい、恐縮しております。

 さて来週の火曜日はいつもの茶友たちと茶事をする予定です。一年で一番「陰」の極まるこの時季は、茶の湯の歳末にあたり、「名残」=なごりという侘びた茶事になります。半年間の風炉の点前も最後となり、11月からは炉を開きます。茶家ではこの開炉の時季に合わせて、障子や襖、畳も新しくして、春にお茶を詰めた茶壷の口を切ります。茶家にとって口切の茶会は1年の始まりとなる、まさにお正月のようなものですので、名残の茶事はそれとは対照的に催すわけです。

 炉と風炉では火と客との距離が違い、冬の炉は火が客に近いため暖かく、夏の風炉は逆に火を客から遠ざけるという配慮ですが、異常気象による温暖化が叫ばれる昨今では、そういった古(いにしえ)の趣きを感じることも少なくなったように思います。ましてや近頃はどこでも冷暖房完備ですので、季節感といったものも薄らぎつつありますが、それでも外へ出かければ、風も花も移り変わっていくのがよく分かります。

 今年も残すところあと二ヶ月あまりとなりました。そこで恒例のひと月早い忘年会の開催日が決まりました。例年通り、11月23日(金)の勤労感謝の日、午後5時から、場所は2年振りに陶芸教室の1階です。以前はよく教室で親睦会を催していましたが、ここしばらく教室外が多かったので、久しぶりにホームグラウンドでの開催です。例によって会費500円と一品持ち寄りでお願いいたします。皆様お誘い合わせの上、是非ご参加下されば幸いです。

 のどの風邪が流行っているようです。私たちは一向に元気ですが、皆様ご自愛のほど。

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